「令和4年度博物館法改正」について調べてみた

現在、調べ中

出典

https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/hakubutsukan/hakubutsukan04/02/pdf/93734001_06.pdf

メモ(引用を含む)

  • 法律の目的及び博物館の事業の見直し
    • 目的に文化芸術基本法の精神に基づくことを追加
    • 博物館資料のデジタル・アーカイブ化を追加
    • 他の博物館との連携、地域の多様な主体との連携・協力による文化観光など地域の活力の向上への寄与を努力義務化
  • 博物館登録制度の見直し
  • その他の規定の整備

一方、博物館法制定当時においても、入館料が収入の相当部分を占めている博物館があった状況も踏まえ、同条ただし書において、博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収することができることとされており、入館料については各館の実情を踏まえて設置者が適切に判断すべき事柄。今回の法改正でもこの点に変更はない。

公立博物館私立博物館
入館料あり465館(78%)282館(93%)
入館料なし132館(22%)21館(7%)
597館303館
【参考】平成29年度間における登録博物館の入館料の状況(平成30年度社会教育調査より)
施設名(国、都市)入場料金無料措置
ルーブル美術館(フランス・パリ)●大人: 17€ (2,190円)・18歳未満
・身体障害者と付添1名
・18~25歳までのEU圏国籍者
・毎月第一土曜日18:00~21:45
大英博物館(イギリス、ロンドン)無料
メトロポリタン美術館(アメリカ、ニューヨーク)●大 人: 25$(2,844円)
●シニア(65歳以上): 17$(1,934円)
●学 生: 12$(1,365円)
・12歳以下
中国国家博物館(中国、北京)無料
【参考】諸外国の主要博物館における入場料金(文化庁調べ)

「ICOM職業倫理規程」について博物館が収入を得ることを直ちに否定している訳ではなく、収入が博物館自体およびその運営のために利用されることを求めているものと理解している。

感想、コメント

海外の博物館においても、意外と高額な入場料を取っているところがあり、驚いた。

参考文献