出典
金杉 洋, 瀬戸 寿一, 関本 義秀, 柴崎 亮介(2019),「オープンストリートマップ道路データとデジタル道路地図の比較-位置と完全性に着目して-」,『GIS-理論と応用』27(1),43-48
メモ(論文より引用含む)
日本全国のOpen Street Mapの道路地図とデジタル道路地図(DRM、一般的なカーナビデータに使用されてるもの)を比較した論文。
motowayに限れば、全体としてOSM道路データはDRMと概ね同程度の位置に整備られていることがわかった。一方、網羅率には違いがあり、特に都市近郊では網羅率が低い傾向が見られる。また、人口の少ない地域については、細かい道まで整備されているのか、OSMの方が網羅率が高かった。
コメント、感想
OSMについて位置については概ねDRMと同様の精度があることが確かめられており、使用する際の品質の指標となるだろう。ただし、網羅率には差があるため、考慮し使用する必要があるだろう。